妊娠中!夫が感じる疎外感を払拭する為に妻がすべき事!
2017/04/05
妊娠中期になって、やっと「体も落ち着いてきたかな」。
と、一息ついているところなんです。
でも、夫の様子が変なんです。
わたしとおなかの赤ちゃんが一緒のチームとして捉えている感じのようなのです。
「自分は蚊帳の外!」と自分で勝手に思いこんでる様子です。
どうしてなんだろう?元気もなさそうだし...。
これまで付き合ってきた中でこんなに距離感を感じるなんて信じられません。
(みか子 31歳)
妊娠中は、妊婦の身体はどんどん変化していきます。
そして、実は少なからず夫婦の関係も変化しているのです。
旦那さんは妻が妊娠したからといって、身体の変化はありません。
その為、父親になる実感が得られず、蚊帳の外にいる気持ちになるといいます。
妊婦は、赤ちゃんを守るため、外部に対して敏感になります。
身体に悪い食べ物を判断できるようにする為、臭いに敏感になったりするのはこのためです。
また、妊娠中は他のオスをシャットアウトする本能が働き、旦那さんであっても近づいて欲しくない気持ちになってしまうのです。
疎外感を感じた旦那さんは寂しいんです
すると、旦那さんは自宅で自分の居場所が無くなったと感じ、疎外感を感じます。
結果、何にも関わっていない旦那さんに対し、妻のストレスもたまり、夫婦仲は冷戦状態に!。
妊娠中は、スキンシップを嫌う妊婦も多く、その疎外感から他の女性と浮気に走ることも多いのです。
実際、妊娠中の浮気は、離婚の原因の理由ランキングの上位にあります。
基本、男はいくつになっても「子供」です。
夫も子供が生まれてうれしいのは確かです。
しかし、妻の愛情がすべての子供たちに向かうのは寂しいと感じます。
また、女性は、妊娠中から母親になりますが、男が父親になったと感じるのは子供が生まれてからです。
すると、どうしても赤ちゃんと母親の世界が完成されてしまいます。
夫が感じている疎外感を払拭する方法
自我関与効果で解決できる!
旦那さんのわかることを増やしてあげよう!
「自分が携わったものは好きになってしまう」そんなことってありませんか?
それを「自我関与効果」と言って、自分に関係があることを考えたり意識することです。
例えば、好きなミュージシャンの話をすると止まらない人がいますよね!
それは、その効果が高まっているからです。
例えば、ハンバーガーを食べたくなったらどこで食べますか?
マクドナルド?、モスバーガー?
特に所望のものがなければ、近くにあるショップに行きますよね。
でも、モスバーガーでアルバイト経験がある人は違います。
ハンバーガーを食べたくなったらモスバーガーになるのです。
自分が関わった経験がそうさせるのです。
みか子さんの旦那さん抱えている悩みも「自我関与効果」で解決できます。
旦那さんがおなかの赤ちゃんに積極的に関わるようにするのです。
でも、ちょっと注意点があります。
みか子さんが決めた事を旦那さんにしてもらうのではありません。
旦那さんと一緒に考え、試行錯誤する経験をするのです。
例えば...。
- 妊娠期に必要な栄養のある献立を一緒に考える
- 一緒におなかの赤ちゃんに声かけをする
- 産後の準備品の買い物を一緒にして商品を選ぶ
誰でも、自分の行動の意味を考えます。
「一緒に考えた、選んだ、試した」という経験が、「よし頑張ろう!」と旦那さんの気持ちが変わるのです。
時には的はずれな物を選んだり、やったりするかもしれません。
それでも、旦那さんの選択したものを受け入れましょう。
最後に!
出産後についても、常に子供の事を最優先にするのではなく、時には旦那さんを優先する機会をつくりましょう。
朝の見送りなど、例え赤ちゃんが泣いていても、旦那さんを再優先に見送る機会をつくってあげましょう
そうすることで旦那さんは「自分は蚊帳の外」という感情にならなくてすみます。
今後は、赤ちゃん、旦那さん、と3人で幸せな家庭を築いていくことに専念しましょう。