出産で里帰り中!自分から連絡してこなかった夫が連絡したくなる2つの心理テクニック
2017/03/28
里帰り出産で帰省中です。
実家にいる今、1週間以上も夫から連絡がありません。
こちらから連絡しないと連絡もしてくれない夫なんです。
結婚前には浮気の前科が2回もあるし...
だから、この里帰り中の離れている期間がちょっと不安だったりもします。
こんな時、こちらからこまめに連絡するのがいいのでしょうか?
わたしの存在を感じてもらえば、浮気しようとしてもわたしの存在に気づいて罪悪感を感じるかもしれませんし。
(かりん 28歳)
ちょくちょく連絡は逆効果になるんですよ!
「こまめに連絡する」よりも「入院先の病院から出産直後に電話する」方が夫婦の絆をより強くします。
それはなぜでしょうか?
夫から連絡したくなる不思議な心理
返報性の原理を活用する
例えば、休日出勤って嫌ですよね!
でも、仲の良い同僚が変わってくれたらどうでしょうか?
「変わってくれてありがとう」と感謝しますよね!
「せっかくの休日に出勤を変わってくれるなんて」と感謝します。
この同僚に何かあったら自分も良くしてあげたいと思う心理が働きますよね。
例えば、この同僚から残業を手伝って欲しいとお願いされたら喜んで引き受けるでしょう。
人から何か貰ったり、親切にされると、その親切以上の親切を返したくなる心理。
これを「返報性の原理」と言います。
人から優しくされると、何かを与えることが礼儀だと考え、それを実行できなければ、その人から拒否されてしまうと思ってしまいます。
親切に報いることができない場合、不快な気持ちになってしまうのです。
この、返報性の原理は、感情のバランスを取ろうとする心理です。
お願いばかりしていると、相手に負担をかけてしまうので、「何か相手が喜ぶことをしなければ」、と思うようになります。
これ自分の心理的負担を軽減しようとする「感情バランス」が働くのです。
返報性の原則は、心理学の実験でも証明済みの原理です。
出産直後の体が大変な時に電話をかける方が、まめに連絡するより「返報性の原理」を強く働かせられます。
だから、おすすめなのです。
心理的リアクタンスを使って逆転!
また、1週間に一度くらいしか旦那さんから連絡がない状況とします。
その場合は逆に、「連絡は1週間に一度だけにして!それ以上だと困る!」と、あなたから強く言ってください。
そんな時は、「心理的リアクタンス」という心理を用います。
例えば、子供の頃、「勉強しなさい」とガミガミ親に言われると逆にやる気を無くしてしまったことはないですか?
それとは逆に「もう勉強なんかやらなくてもいい!」と言われると逆に勉強しなくちゃいけない心境になったことはありませんか?
人は生まれながらに自分の行動を自ら決定する欲求があります。
しかし、それを他人から強制されたり奪われると、それが自分にプラスの提案にもかかわらず、無意識のうちに反発的な行動をとってしまうのです。
1週間に一度しか電話しないという夫の立場を逆転させるのです。
禁止されると「心理的リアクタンス」が働きます。
「心理的リアクタンス」が上手に働けば、1週間に一度以上連絡がくる可能性が高まりますよ。
最後に!
今回は、かりんさんの行おうとしていることの逆の事を利用した心理を使いました。
自分が大変な時に連絡すること、そして自分からは連絡してこない旦那さんには、逆に連絡しなくていいという強気の作戦で、心理の逆転現象を狙います!