事情があって続けている週末婚!夫婦の心をつなぎ止めておく関係のあり方とは?
2017/03/29
週末婚を継続しています。
わたしの実家の事情や夫の仕事の都合などで悩んだ末に決めたことです。
妊娠してからも、週末婚状態のまま。
部屋に一人での週末婚での出産に不安があったので、里帰り出産しました。
離れていることが、ずっと不安で浮気の可能性が高くなることも勿論分かっています。
だから、「浮気したら離婚する」と言っています。
でも、夫が本当に浮気をしていると考えると怖いです。
週末婚でも夫の気持ちをつなげておく方法はあるのでしょうか?
(ゆみ子 34歳)
週末婚だと、普通に同居する事に比べて、単純にお金も2倍掛かりますよね。
さらに、体調が悪い時も頼れません。
それでも、結婚を決意したのはやはりお互いの愛情があったからだと思います。
週末婚の継続は難しいとは思いますが、お互いを信頼し合っていれば継続できるでしょう。
また、愛情や信頼以外にも大切なものがあります。
それは、お互いの労力の公平さです。
人にとって公平は大切なものなんです
アダムスという人が提唱した「公平理論」というものがあります。
人は、自分の仕事量や投入に見合う報酬や結果を得たいと願っています。
この投入と結果の比率が、他人のそれと等しい場合は公平と感じ、等しくない場合は不公平と感じます。
そして、その不公平の度合いが大きいほど、人はより不快となり、その解消へと働きかけるとしています。
「人間と人間の相互作用は、お互いのプラスとマイナスで表現される」とこの理論は説いています。
夫婦の心をつなぎ止めておく理想の関係
夫婦にとって公平さは大切なもの!
この理論に沿って考えると、マイナスが多くプラスが少ない結婚生活は長続きし難いことになります。
例えば、ゆみ子さんご夫婦の週末婚が次のような状態だと問題です。
- 旦那さんは会うのに3時間も掛けて電車で行くのに妻は10分しか掛からない
- 旦那さんがもらえる翌週分のおこづかいは1万円
- さらに会うといつも妻に愚痴を言われる
もちろん、ある程度のマイナスは、逆に愛を強くします。
「これだけ無理しているのは、自分が妻をそれほど愛しているからだ」と思う心理作用「認知的不協和」が発生するからです。
また、いくらマイナスが大きくても相手も同じようにマイナスを抱えている場合は大丈夫です。
ゆみ子さん夫婦の場合だと、お互いに同程度の努力で行き来きしている場合などです。
「毎週、会うことは大変だけど、妻もそれだけで大変な思いをして来てくれている」と平等であると感じ、納得します。
最後に!
このように「プラスとマイナスの状態が公平」であれば、結婚生活は継続されます。
それが、お互い公平ではないと感じたら、自分の努力などを増やしたり減らしたりして、バランスをとってください。
そうすれば、しばらくは週末婚でも、大丈夫ですよ!
週末婚のみならず、夫婦の良い関係は、プラスマイナスが同じになるようにお互いの労力を調整することがポイントです。