妊娠中の情緒不安定を乗越えるために効果的なトレーニングとは?
2017/04/26
妊娠してからと言うもの夫とHする気分になれません。
1回や2回ならまだしも、誘われる度に毎回断っています。
このまま拒み続けたら夫はきっと浮気してしまうかもしれません。
でも、たとえHを受け入れたとしても安心できないんです。
いつかは裏切られるような気がしてならないんです。
(さち子 29歳)
さち子さんは妊娠して情緒不安定になっているかと思います。
出産も控えているうえに、今後の生活や旦那さんの行動など、予測できない部分が不安要素になっているのでしょう。
今後の想定外のことへの不安がどんどん膨らみ、日常生活の中で起こっている小さな出来事が不安となって幸子さんを苦しめています。
人が不安を感じるのは、自分のまわりに起こっていることが、自分の考えや予測を大幅に上回っているからです。
情緒不安定を乗越える効果的なトレーニング
「身体像境界線」という言葉をご存じですか?
自分の周りにバリアが張り巡らされている状態を想像してみてください。
この「バリア」と外界との境を「身体像境界線」と言います。
「身体像境界線」が大きい人は、他人との距離感を取れていて、自分に自信があるタイプです。
逆に、この境界線が小さい人は、相手との距離感をとるのが苦手で行動が消極的なタイプです。
社会的役割と地位に応じて、また、物理的に体を覆うが、サイズに応じて、その規模は異なる場合があります。
社会的役割や地位によって、「身体像境界線」の大小は変化します。
また、裸の状態よりも服を着た状態が大きく、歩いている状態よりも、車に乗った状態が大きくなります。
自分のバリアをつくってみよう
手を広げて、自分の周りに「透明のバリア」が広がっているのをイメージしてみてください。
その空間の中では、誰もが自分の思いのままになり、思ったことをなんでも実行できます。
さらに、予想外なことは起こらず、不確定なものは何もない、あなたの「身体像境界線」です。
時間があるときにこのようなトレーニングをやってみましょう。
気分が楽になりますよ。
最後に!
外界から自分を守ってくれる「透明なバリア」。
自分が理想と思う世界を思い浮かべてその中に創造してみましょう。
それが、あなただけが持っているセーフティゾーンです。
そうすると不安でいっぱいだった外の世界が、これまでとは違った世界に感じるでしょう。
「世界が変わってほしいと」とどんなに願ったところで、何も変わることはありません。
変われるのはあなただけなんです。
さあ、目を閉じてあなただけが安心できる世界を創りましょう。